トリートメントの仕方〜髪にしっかり残す感じ〜

トリートメントの方法

結構間違った認識をされている方が多いです!!良く言われるのが!!

トリートメントって、しっかり流した方がいいんでしょ!!

これ、ものすごく言われます!!今回のお話は、お風呂の中で使うトリートメントのお話なのですが、

実は、しっかり流してはダメなのです!!ダメというか、流してしまうと意味が無くなってしまいます!!

感じとしては、表面にうっすら残っていますよ!!と感じるくらいにすると、効果的って事です!!

トリートメントのメカニズム

髪が濡れると、髪にトリートメントがくっつく準備が出来ます!!その濡れた髪に、トリートメントが

びっしりくっつきます!!ここからが重要です!!

髪が濡れると、表面のキューティクルが開きます!!そこにトリートメントが入る準備が出来ます!!

トリートメントを付けると、中に浸透してゆきます!!髪が濡れるとキューティクルが開くので、

ずずず~~~~~いっと浸透してゆきます!!こんな感じでね!!

髪を濡らして、キューティクルが開きます!!シャンプーして、トリートメントを付けます!!

トリートメントが浸透してゆきます!!さあここからがポイントです!!

トリートメントを付けました!!浸透してゆきます!!そのままだとさすがにヌルヌルして気持ちが

良くないと思うので、流します!!しっかり流すという方は、ここが嫌な方も多いのかも知れません!!

しかし!!さっき書いた、『キューティクルが開くことによってトリートメントが浸透する。』

という事は!! キューティクルが閉じると、トリートメントを中に閉じ込められるという事になります!!

トリートメントの一番の役割は、傷んでいる部分の補修!!髪の痛んでいるところにトリートメントを

入れ込んで、手触りや質感を良くする!!という事です!!ということは!!髪にトリートメントが

残っていないと、補修が出来なくなってしまいます!!濡れて、キューティクルが開いている状態に、

トリートメントを入れたとしても、良く流してしまうと、普通に流れてしまいます!!普通にね!!

髪の中に残っている状態でないと、シャンプーした後と同じになってしまいます!!完全にトリートメントと

しての役割が無くなってしまいますね!!髪に残して、乾かして閉じ込める!!これが一番のトリートメントの

正しい使い方でございます!!

濡れて開くキューティクルは乾かすと閉じる事が出来ます!!その髪の性質を利用して、髪の中に、

トリートメントを閉じ込めるという事が、トリートメントの力を一番発揮する事が出来ます!!

正しいトリートメントの手順は!!

①,髪を濡らして、シャンプーをします。

②,トリートメントを付けます!!

トリートメントは、傷んでいる部分の補修です!!そして、軽く残っている感じくらいあればいいので、

たくさんつける必要は全く無いし、傷んでいる毛先中心に付けてもらえばいいと思います!!

③,適量を付けて、髪に残っているな。というくらいは絶対に残します!!

ここがポイントですからね!!流し過ぎは、トリートメントの無駄遣いです!!

④,髪に浸透したトリートメントを閉じ込めるべく、しっかり乾かします!!

これも非常に大切です!!濡れたまま寝てしまうと、キューティクルが開いたままで、枕にこすれたり

すると、剥がれてしまって、ダメージの大きな要因になってしまうし、せっかく付けたトリートメントも、

流れ出してしまう可能性が高くなってしまいます!!

これからの季節は、紫外線が強くなったり、海に行かれたり、エアコンの風で、髪が乾燥しやすくなったり

する時期でございます!!お店でトリートメントをして下さっても、それを持続させるのはお客様のお力!!

髪も綺麗に、夏を楽しみましょうね~~~~~!!分からない事があったら、何でも聞いて下さいな!!

テンチョヲ ワタナベ